2016年12月05日

宗派別に注意すべきお焼香のマナー

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社会人として生活している中で、突然の訃報の知らせによって通夜や告別式に参列する必要が出てきます。その際には失礼のないように速やかに準備をし、参列することが大切となります。葬儀に参列する場合には様々なマナーがありますが、その中の1つとしてお焼香があります。お葬式で行う理由ですが、亡くなられた故人の仏前に芳香をささげるという意味があります。そうすることで、敬う心や深くつつしむ心を捧げるという意味が含まれています。またお香をたく事によって、香りで邪気を払って身を清めるという意味なども含まれています。

ではこのお焼香ですが、通夜や告別式で行われますが宗派によって作法の内容に違いがあります。そのため自身が参列する葬儀内容を事前にしっかりチェックをし、間違いのないよう作法を確認しておくことが大切です。まず基本的に違いがある部分は、お焼香を行う際の回数になります。まず方法として押しいただくという作法があります。つまんだ抹香を額の高さまで掲げる行為があります。日蓮宗の場合は押しした抱く回数は1回の場合と3回の場合があります。参列者の人数などによって押しいただく回数を変更する場合が多い作法です。

浄土宗の場合は1回から3回とされており、その時の回数は本人が決めて問題はありません。真言宗や日蓮正宗の場合は3回とされています。また抹香自体を額まで掲げる事をしない宗派もあります。その場合は押しいただく行為をせず、焼香だけを行う事になります。また天台宗などは押しいただく行為自体もなく、焼香を行う回数も決まっていないという宗派などもあります。葬儀の際にわからない場合は、恥ずかしがらず事前に確認しておくと失礼なく作法を守ることができます。

(参考)
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