2017年11月09日
冠婚葬祭が多様化している昨今ですが、葬儀も例外ではなく、自分の好きなスタイルで執り行う方が増えています。一言でお葬式といっても、お骨を山や海に散骨する自然葬、家族だけで行う家族葬、昔ながらのお寺などで近所の方の手を借りて行う葬儀、葬祭センターを利用する方もいます。葬儀のときに飾る写真も、生前の方の趣味がよくわかるようなスナップ写真を選ぶ方もいます。
どのような形であれ、お葬式は執り行うと残された人たちにとってよいけじめとなります。ひょっとしたら、本人よりも残された人のためにあるのがお葬式かもしれません。参列する人たちは、悲しさはもちろんありますが、生前にその方がどのくらい愛されてきて、どのような方々と日々を過ごしてきたのかを知る良い機会になります。
さて、お葬式に参列するにあたり注意するのは、地域のしきたりです。その地方によって包んでいく金額や数珠が必要か、服装、心構えなどが違いますのでしっかりと聞いてから場に臨んだほうがよいでしょう。ただし、死者を弔う気持ちがあれば、たいていのことは許されることも多いので、それほど過敏になる必要はありませんが、しきたりに従うに越したことはありません。
お葬式に出席する時には、正式な礼服がマナーになります。最近は男性の場合、正式な礼服を着用せずに、ブラックのスーツを着用する事が多くなりました。女性の場合は、正式なブラックフォーマルを着用します。洋装がほとんどです。
アンサンブルスタイルになっていて、全てのシーズンで着用する事が出来るものが多いです。最近はインターネットショップでも気軽にブラックフォーマルが購入できますので、急に必要な時にもすぐに注文する事が出来ます。即日配送が可能なお店も多く大変便利です。
お葬式に参列する際には、メイクは控えめにする事がマナーとなります。最近人気のネイルは要注意です。派手なネイルは控えた方が無難です。バッグと靴はブラックを使用します。一色持っていると便利です。アクセサリーは最小限に控えます。パールを中心としたシンプルなアクセサリーに留めておきます。